裏側の矯正
(舌側矯正)




通常の表側の矯正では、装置が外から見えてしまいますので、矯正治療に抵抗感を持たれてしまうことが多くありました。
治療期間、ずっと装置が歯の表面についた状態で日常生活を送るわけですから、装置が見えてしまうことが気になる方にとっては相当の精神的ストレスとなるかと思います。
また職業上の問題などで、矯正治療そのものを断念せざるを得なかった方もいるかと思います。
そんな方にご紹介したいのが裏側の矯正(舌側矯正)です。舌側矯正では、矯正装置を歯の裏側に貼り付けるため、装置が目立ちません。治療後に歯並びが綺麗になるのはもちろん、治療中も見た目が普段と変わらない状態ですので、舌側矯正を希望される患者さまは年々増えています。








舌側矯正のメリット

舌側矯正の最大の利点は、装置がほとんど見えず審美的にすぐれています。矯正治療は通常1〜2年半となり、矯正装置がお口の中に長い期間付いた状態となります。歯ならびは治したいが、装置の外観上の理由で矯正治療を受ける決心ができないという方が、結構たくさんいらっしゃいます。舌側矯正は歯の裏側に装置を貼り付けますので外からはほとんど見えず、見た目上の心理的ストレスを軽減し、普段の人付き合いで不安を感じることもなくなります。



舌側矯正のデメリット

舌側矯正ではあらかじめ治療後の状態を模型上で再現した後、装置をオーダーメイドで作製します。その作業にコストがかかり、治療費が普通矯正と比べて高額になってしまいます。

次に、舌が常に装置に触るため、違和感が普通矯正と比べて強く発音がしにくいことがあります。
通常、タ行、ナ行、ラ行、ダ行、を発音するとき、上側の前歯の裏に舌の先が当たります。
そこに舌側装置が取り付けてあると舌がぶつかり、うまく発音できなくなります。
しかし、この発音障害も、個人差はありますが、平均すると3〜4週間でかなり順応してきます。

また、歯の裏側に装置があるため、歯が磨きにくいことです。何もなくても歯の裏側は磨きにくいところですが、舌側装置がついているとよけい磨きにくくなり、汚れ(プラーク)がたまってままになりがちです。そこで歯肉炎や歯周病など、歯ぐきの病気が発生しやすくなるのです。
この点については、装置装着後、時間をかけてブラッシング指導を行っています。

治療の質としては、装置の改善により改善されていますが、矯正歯科医の技術によって左右されやすいことがあります。



舌側矯正の治療期間

矯正治療期間は、だいたい2年半前後とお考えください。ただし、 患者様の個々の状態や治療方針(例えば歯を抜く場合と抜かない場合など)によりそれぞれ異なります。
通院間隔は、矯正装置が付いてからは概ね1ヶ月に一回の通院となります。 来院時には装着されているワイヤーの交換や調整、歯のクリーニングなどを行います。
最初に矯正装置をつけたときは多少の違和感は感じることがあります。しかし個人差はありますが、数日たてば慣れてしまいます。ほとんどの患者様が徐々に話しやすく、普段どおりの日常会話をすることができるという意見を伺っています。

くわしくは各歯科医院にて相談してから始めましょう。




ハーフリンガル(上顎裏側、下顎表側)とは

上の歯は裏側に下の歯は表側に矯正装置をつけす矯正治療です。

上の歯にしか裏側に装置をつけないので、比較的装置が目立たず、発音や舌への不快感も軽減できます。

また、上下とも舌側矯正の治療と比較して料金が安いです。




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